鹿児島から

店長三浦

2011年05月20日 09:58

鹿児島から嬉しい便りがありました。


昨年7月2日に鹿児島 中谷地区で大規模洪水で田畑に壊滅的被害をうけた話を


聞いた、その田んぼの一つに『亀の尾』が栽培されていた。


遠い鹿児島でも亀の尾を栽培されている事実を知った


全国で日本酒を造る蔵もとは年々増えてきているが


亀の尾焼酎が仕込む蔵は、私が知る中では無い


コレも何かの縁と知人の酒屋さんを通して


亀の尾発祥の地でもある庄内町でも何かご協力出来る事があればと


声をかけた、ただ、その時点では全く何が私に出来るかなど


全く分かっていなかった、焼酎を仕込む米が無いのに


今、山形で手配できるのか!


話をする事が良いことなのか悪いことなのかも分からない


そんな状態でした。


鹿児島からの連絡で、来年度仕込む種籾を少し分けて頂ければ


との声を頂いた。


早速、知っている亀の尾栽培者に事情を話しをした所


快く、亀の尾の種籾を提供していただいた。


北と南、遠い農家さんどうし


お互い全く顔もあわせたことも無い


私の話を信じて提供していただいた『酒米研究会』『阿部亀治翁顕彰会』


の方々に心より感謝しています。


私同様、鹿児島の農家さんからも感謝の手紙と写真が届いた





庄内と鹿児島は、歴史的にも深い繋がりがある



長い歳月を経て新たな交流の始まりになってほしい


来年には、阿部亀治翁顕彰会の協力のもと


正真正銘、庄内町阿部亀治の子孫が守り続ける種籾を100%使用した


人気芋焼酎『甕御前 芋焼酎』が誕生する予定となる。

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